2段階認証で仮想通貨セキュリティ強化!設定手順と注意点をまとめました
目次
coin×coin編集部です。
今回は仮想通貨取引所で行う2段階認証について解説します。
2段階認証をせずともトレードは可能ですが、セキュリティ面を考慮すれば必須の対策と言えます。
2段階認証とは
2段階認証とは取引所においてログイン時や入出金時に二重の認証によって本人確認を行う仕組みです。
具体的にはアプリであったり、SMS(電話番号へのメッセージ)、メールなどで行われますが、最も一般的な方法はアプリによるものです。
たとえば何らかの方法によってハッカーがあなたのとある取引所のIDとパスワードを入手したとします。
もし2段階認証をしていなければ、すぐに仮想通貨を引き出されてしまいますが、アプリによる2段階認証をしている場合、携帯のアプリに表示される確認コードを入力しない限りハッカーはログインすることができません。
このようにセキュリティーを強化する目的で利用されるのが2段階認証です。
2段階認証設定の手順
- 携帯にアプリをダウンロード
- PCにて取引所の設定画面から2段階認証の設定をし、QRコードを表示させる
- 携帯のアプリでそのQRコードを読み込む
- 以降、ログインや入出金においてアプリに表示される6桁の確認コードの入力が必要になる
1.携帯にアプリをダウンロード
認証アプリは様々ありますが、Googleが開発したアプリであるGoogle Authenticatorが安心でオススメです。
iPhone→Google Authenticator
Android→Google Authenticator
無料で使えます。
2.PCにて取引所の設定画面から2段階認証の設定をし、QRコードを表示させる
この作業は各取引所にログインして行います。
携帯でもできなくはないですが、パソコンで行った方が早いです。
取引所によって操作が変わってきますが基本的には設定画面から行えます。
3.携帯のアプリでそのQRコードを読み込む
携帯にダウンロードしたアプリを開きます。
すると以下のような画面(Androidの場合)になるので、+をタップしバーコードをスキャンを選択。
ちなみに上の図の画面では既にザイフ、バイナンス、ビットフライヤーにて2段階認証の設定を完了しているため、それらの6桁の確認コードが表示されています。
話を戻しまして、携帯のカメラが起動したらPCに表示されているQRコードを読み込みましょう。
すると上の図のようにリスト一覧にその取引所用の2段階認証コードが追加されます。
また、この6桁のコードは1分おきに変化し、上の図の残り時間に該当するところがゼロになると新たな6桁コードが表示される仕組みです。(だから上の画像をスクリーンショットで晒しても問題ない)
以上で2段階認証の設定は完了です。
以降はログインや入出金に際して、その取引所の6桁コードを入力することで2段階認証が完了することになります。
2段階認証の注意点
ここまで2段階認証の意義と設定方法を説明しました。
最後にGoogle Authenticatorで2段階認証を設定した場合の注意点を挙げておきます。
それは機種変更した場合にデータを引き継げない点です。
そのため機種変更する場合は1回2段階認証を解除し、再度新しい端末で再登録ということをせねばなりません。
また携帯を紛失してしまった場合などは、ログインができないという事態もあり得ます。
そうなるとサポートに問い合わせて本人確認をし、1週間ほど時間を要することも。
そうならないための対策を2つ紹介しておきましょう。
- 複数台でQRコードを読み込んでおく
- QRコードをプリントアウトするかスクリーンショットで保存しておく。
1は文字通りです。複数台で読み込んでおけば仮に一台が紛失・故障しても他の端末でコードを確認することができます。
2はQRコードを別途保管しておくというものです。
2は面倒な上、管理も大変なので、二台の携帯端末で2段階認証をしておくことをオススメします。
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