【更新中】行政処分内容決定|コインチェックのXEM580億相当 流出事件の行方とは

先日発生したコインチェックのXEM流出事件について2018年1月29日に金融庁が公式会見を行いました。
過去発生したマウントゴックス事件より、流出額も大きいことで話題になっています。
コインチェックはセキュリティ面で問題を抱えていたとの指摘が多く、行政処分の内容に注目が集まっています。
大まかな内容はコチラ
(1) 本事案の事実関係及び原因の究明
(2) 顧客への適切な対応
(3) システムリスク管理態勢にかかる経営管理態勢の強化及び責任の所在の明確化
(4) 実効性あるシステムリスク管理態勢の構築及び再発防止策の策定等
(5) 上記(1)から(4)までについて、平成30年2月13日(火)までに、書面で報告すること。
【金融庁会見:仮想通貨交換業者の行政対応】実況(7)
Q.コインチェックに求めた報告について
A.4点求めた。1.発生原因 2.顧客対応・今後の予定 3.拡大防止策 4.財務・資金繰りの影響
1・2・3についてまだちゃんとした対応が練れていないと判断— bitpress(ビットプレス) (@bitpress) 2018年1月29日
【金融庁会見:仮想通貨交換業者の行政対応】実況(8)
Q.業務停止命令を出さなかったのは?
A.利用者保護の観点など総合的に判断、今回については業務改善命令ではあるが、顧客被害の更なる拡大防止のため。現在コインチェックは口座開設受付なども自主的に停止している。— bitpress(ビットプレス) (@bitpress) 2018年1月29日
【金融庁会見:仮想通貨交換業者の行政対応】実況(9)
Q.仮想通貨について金融庁は技術的な側面に対して
A.技術面ではコメントいたしません。仮想通貨取引業者の適切性に対し適切な業者かどうか審査し、モニタリングしております。今回は利用業者の業務体制に問題がありましたので処分となりました。— bitpress(ビットプレス) (@bitpress) 2018年1月29日
【金融庁会見:仮想通貨交換業者の行政対応】実況(10)
Q.ICOについて
A.仮想通貨業者に対する規制・監督体制については世界に先駆けて展開している。ICOについては、バランスをもって検討中。— bitpress(ビットプレス) (@bitpress) 2018年1月29日
【金融庁会見:仮想通貨交換業者の行政対応】実況(13)
Q.金融庁はコインチェックの財務状況のチェックをどこまで
A.9月時点でのBSまではチェックしているが、直近までのものは現在確認中である。— bitpress(ビットプレス) (@bitpress) 2018年1月29日
【金融庁会見:仮想通貨交換業者の行政対応】実況(27)
Q.コインチェック社の現状について
A.報告では返済できる原資があると受けているが、まだ具体的な所は今後精査。— bitpress(ビットプレス) (@bitpress) 2018年1月29日
【金融庁会見:仮想通貨交換業者の行政対応】実況(34)
Q.今回の処分内容は甘いのではないか
A.処分内容の配慮はありません。業務停止の話であれば、顧客保護の観点も検討しての上だ。— bitpress(ビットプレス) (@bitpress) 2018年1月29日
【金融庁会見:仮想通貨交換業者の行政対応】実況(40)
Q.NEMが流出したから、現金ではなくNEMで支払うべきでは?
A.コインチェックからの報告では、仮にNEMを調達して返還する場合は、市場に与える影響が大きいこと、早期解決は難しいとの判断から、とのこと。— bitpress(ビットプレス) (@bitpress) 2018年1月29日
他に気なるツイートを拾っていきます。
やっぱり匿名通貨が原因だったんだね。CCは日本でも匿名通貨が取引できるようにと強気に交渉していたんじゃないかな。しかしこれで日本から匿名通貨が上場廃止される可能性が極めて高くなったな。https://t.co/XjnJgQW6iU
— 澤亜澄 Sawa Azumi (@SawaAzumi) 2018年1月29日
こちらはXEM以外の通貨で匿名性を特徴としている通貨に対し、コインチェック取引所に警告を出していたことが明らかになった模様です。ビットフライヤーや、zaif取引所では取り扱っておらずコインチェックだけで取り扱っている通貨が複数あったのはこういったリスクヘッジの理由からかもしれないですね。
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